鏡を見るとき、無意識に顔を作っている
仕事ではパソコン、プライベートではスマホとにらめっこが定着した会社員の生活。画面の細かい文字をのぞき込むためどうしてもスマホ首や猫背になりがち。鏡の中の自分の顔を見る時にも、猫背になって表情を作っていることが多いのにお気づきでしょうか。
無意識の自分を動画に撮ってみる
北海道大学による『大学生における猫背、腰痛・肩こりの発現率とその対策についての調査』では、「自分を猫背だと思う(65%)」「猫背と思う学生のうち他人から指摘されたことがある(60%)」と、猫背だと自覚する人が多数。
背中を壁に付けて立つなどの診断方法もあるようですが、無意識の状態で見ることも大事。普段の生活のなかで動画を撮影して自分を見てみると一目瞭然。
姿勢改善のプロに相談してみる
最近では、身体のゆがみやバランスの取り方を調整することで姿勢の改善をサポートする専門家も多く開業していて、姿勢を保つために身体のどこかに力を入れるよりも、逆に凝り固まった身体をほぐすことで姿勢が改善するという手法もあるようです。
筋トレに挑戦してみる
即効性はないものの、姿勢改善の王道は筋トレ。私の場合、痩せぎすの猫背だった頃、妻に「おじいちゃん」とからかわれる始末。皮肉なもので、今そう呼ばれておかしくない年次になって、逆に筋肉が付くと同時に姿勢が改善して、年齢に見えない姿に。時間と続ける努力は必要ですが、チャレンジしてみて損はないですよ。